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妊活お役立ちコラム

2021/02/16

おうち妊活

ビタミンEの血流促進の効果を鍼灸・ウォーキング・妊活筋トレで効率的に!

ビタミンEって妊活に必要なの?

 
当院の患者さんでも、ビタミンEのお薬(ユベラ)を処方してもらっている方がいます。


・血流を良くするためにユベラが出た。

・子宮内膜が薄く、内膜を厚くするために処方された。

・何度も移植をしていて、着床率を上げるために飲んでいる。

etc...の効果のために処方されていることが多くあります。



実際にビタミンEによって妊活に大事な
 
・抗酸化作用

・血流促進

という作用が期待されています。
 

抗酸化作用とは…

 
抗酸化作用とは活性酸素から身体を守ってくれる働きとなります。

活性酸素は、殺菌作用など身体を守る機能がある一方で、細胞に損傷を与え、がんや生活習慣病などのリスクを高め、
老化の原因にもつながることが知られています。

 
卵巣機能の低下として酸化が原因の一つと言われているため、
体内を酸化から守りアンチエイジング(若返り)を取り入れることが妊娠への一歩となります。
 

もちろん男性にとっても例外ではありません。

活性酸素により精子は動きが悪くなり、 時には奇形や死滅により数が少なくなります。


DNAの損傷も起こることも知られており、
結果的に受精率の低下着床の失敗などにつながる可能性があるとされています。
 
 
 

血流促進について

 
次に血流促進。

血流は妊活にとってとても重要です‼︎



血流が流れることにより、酸素や栄養素、ホルモンなどが卵巣や子宮に届きます。

それにより卵子の発育を促し子宮内膜が厚くなってくれるのです。

特にビタミンEは子宮内膜が厚くなりにくい方には打って付けです。


 
子宮内膜が薄い方は、子宮放射状動脈という子宮につながる血管の抵抗が強い傾向にあります。

抵抗が強い=血流が流れにくいという事です。

ビタミンEはその血管抵抗を低くし、内膜を厚くさせる働きがあります。
 
また、子宮内膜だけでなく全身の血流を上げる働きがあるので、冷え性の方にも効果的です‼︎


 
参考にさせて頂いたブログです↓
 
 
 
 
以上のように、ビタミンEは妊活中には必要な栄養素となる訳です。
 
 

サプリメント飲んだ方がいいの??

食事と運動で血流を良くすることができます 



ビタミンEは妊活をする上で重要な働きがあるとお伝えしていきましたが、

一方で


サプリメントの量がどんどん増えていってしまう…

いつまでサプリメント飲めば良いのかわからない…

と、悩まれる方も多いです‼︎


 
サプリメントとはいえ、錠剤を飲む量が増えることは心配になりますよね。

またそれだけお金がかかってしまうのも確かです。


 
その他にも、長期服薬により過剰摂取となってしまうケースも少なくありません。
 
サプリメントで摂取することは簡単なのですが、
私としては、1番は食事や身体のケアでフォローできると考えています。
 
 

 
要は、ビタミンEが多く含む食材をとり、血流を促進すれば良いのです。
 
 

ビタミンEを多く含む食材


・植物油・・・最良のビタミンE供給源
(小麦胚芽油、ひまわり油、ベニバナ油、トウモロコシ油、大豆油など)

・ナッツ類(ピーナッツ、ヘーゼルナッツ、そして特にアーモンド)や種子類(ひまわりの種など)

・緑色野菜(ほうれん草やブロッコリーなど)


 
目安量
30〜49歳女性:5.5(mg/日)
30〜49歳男性:6.0(mg/日)
 
耐容上限量
30〜49歳女性:700(mg/日)
30〜49歳男性900(mg/日)
 

一つの食品で目安量(5.5mg/日)になる量として
アーモンド・・・15粒
べにばな油・・・約大さじ2杯

となります!!
 
 


血流促進の方法

 
ビタミンEを摂取した後は血流の改善です‼︎

代表的なものとして
・運動
・湯船につかる
・温める
・鍼灸
などなど…

 
運動というとジムに通うなど難しいイメージありますが、
お家で筋トレでもいいですし、もっと簡単なものとしてはウォーキング(散歩)でも血流を促してくれます。


 

筋トレ

具体的に言っていくと…
子宮卵巣に近い体幹や下肢の筋肉を鍛えるのがおすすめです。
そあら鍼灸院でも筋トレ動画アップしてるのでよろしければご覧ください。
 
「卵巣への血流を促す筋トレ6分」
「低温期に卵巣への血流をめぐらすお尻トレーニング」
 
 「移植前に骨盤底筋トレーニング!着床のために鍛えたい骨盤底筋群

ウォーキング

ウォーキングですと目標は1万歩!!

時間にしてだいたい1時間ちょいくらいになります。
ウォーキングは全身の運動となるので血流の巡りが良くなります!!


特に20分以上ウォーキングすると、有酸素運動として副交感神経が活発になり、
リラックス効果脂肪燃焼効果もあるため女性には嬉しいですね。

 
 
他にも湯船につかり温めることで、末端まで血液が流れやすくなります。
お風呂出たあとは、コップ1杯の水分をとってあげて下さい。
そうする事によって水分不足が解消されるので、より血流が流れやすくなります。
 

 

鍼灸

そあら鍼灸院で行っている鍼灸は一言でいうと、
あなたの元々持っている妊娠力を、東洋医学的に最大限引き出すことを目的としています。


具体的には「不妊鍼灸3本柱」で身体づくりのサポートをいたします。
①妊娠しやすい脈・お腹づくり(ふっくら柔らかく温かい状態になり妊娠力のペースUPをします)
②ジグザグの法則(治療を続けることで目標の身体の状態まで整えます)
③鍼灸推奨日(採卵鍼灸・着床鍼灸など特に大事な時期は厚めのフォローをします)



 

まとめ

サプリメントで取る事も良いのですが、摂取すべき食材を意識し、習慣を変えることで身体は変わります。

ビタミンEの血流促進の効果を鍼灸・ウォーキング・妊活筋トレで効率的にできる方法をお伝えしていきました。

取り入れやすいもの、そうでないものがあると思いますが、まずは自分の出来そうな所から始めてみてください!!



ビタミンEを摂っても、効果が出づらいということがないよう、

運動などで血流促進の効果を十分に引き出して、良い子宮環境を作れるよう身体づくりをしていきましょう。


 
興味ある方は一度ご相談頂けたら幸いです。




この記事の著作者

院長 松本 敏樹

不妊カウンセリング学会 認定不妊カウンセラー
一般社団法人「日本生殖医学会」会員
妊活コーチ/妊活コーチング
東京漢方鍼医会 代表

より詳しい内容はこちらをクリックしてご覧ください。
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数万例超の臨床実績から導き出した方式
〔①不妊鍼灸3本柱×②不妊カウンセリング×③おうち妊活〕

・不妊鍼灸3本柱(「妊娠脈づくり」「刺さない鍼」「鍼灸おすすめ日」)
・不妊カウンセリング(「妊活情報/クリニック選び」「認活」)
・おうち妊活(「妊娠力アップおうち妊活プログラム」)


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