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妊活お役立ちコラム

2016/07/11

不妊カウンセリング

タイミング指導で辛い思いをしているのはあなただけではありません!

温度差

そあら鍼灸院の楠本敦子です。

同姓という事もあって、患者様から色々なお話を伺う事があります。



今回はタイミング指導中の患者様からのお話です。


妊娠を意識し始めて、まず行われる治療がタイミング指導。


タイミング指導では病院から指定された日に夫婦生活をもちます。


「普段と変わらないから大変ではないだろう」


と高を括っていると、意外と負担に感じるご夫婦は多いです。



女性が「さあ、この日にタイミングをとるよ!」


と気合を入れる一方、男性は少し引き気味…。



こんな男性の意見をよく聞きます。


・「今日は飲み会だから無理。」

・「仕事で疲れているのに突然今日と言われても…。」

・「そんなロボットのようにはいかないよ。」

・「そんなに意識しないで自然に任せた方が妊娠するよ!」


そもそも女性だって恥ずかしい気持ちを振り払い、

勇気を振り絞って妊娠しやすい時期を伝えています。



なのに男性の引き気味な対応にがっくり。



・「この日を逃したら来月まで妊娠のチャンスはない!」

・「そもそも今まで自然に任せていたけど妊娠できなかったでしょう!!」

・「通院したり負担が大きいのは私ばっかり!夫婦の事だからもっと協力してよ!!!」


そんな女性の悲鳴が聞こえてきます。


このように最初の治療ステップであるタイミング指導には、

意外と神経をすり減らされます。



相手のことを理解しようとする

理解


現在体外受精をされている方々からこのようなお話を伺いました。


・「タイミング指導の時期、一番夫婦仲がギクシャクしていた」

・「タイミングの時は出口の見えないトンネルの中にいるようだった」



女性は通院し、内診を受けるためタイミング指導は治療という意識が高いです。



男性は夫婦生活を持つ日を指定されるものの、

それ以外は今までと特に変わりありません。



したがってタイミング指導の時期は夫婦間で治療意識の足並みがバラつきやすい傾向に。


こういった背景には男女での妊娠への知識の差があるように考えます。




以前初診時に奥様に付き添われたご主人からこんな話を聞きました。



「この日に夫婦生活を持った方がいい事は分かりますが、この日!

と言われる事が続くと追い詰められるような気分になってしまいます。」



「不妊治療というのはどうしても妻ばかりに負担がかかってしまうので、なんとか理解しようと思います。

けれども自分の体にないことだからどうしてもイメージが湧きにくいです。」



確かにそうですよね。


分かってはいるものの、この日と言われる事が続くとプレッシャーがかかります。


また私も男性の体について頑張って理解しようと思っていますが、

いくら勉強しても分かりにくいところはたくさんあります。


だからこそ少しでも相手を理解するには知識は必要不可欠です。



そあらのスタッフもあなたの味方です

味方

・「排卵日は月1回だよ。だからここでタイミングを逃すと来月まで妊娠はお預けだよ。」

・「卵子の寿命は1日(12時間という説もあります)だよ。他の日に夫婦生活を持ってもその時にはもう妊娠しにくいよ。」

・「妊娠と年齢の関係は大きいよ。芸能人で高齢出産のニュースもあるけど、もっと若い人ですらなかなか妊娠しないで悩んでいる人もいるよ。」


是非柔らかく伝えてあげましょう。



「柔らかく」がポイントです!



いくら正論でも強く言われたら誰だって反発してしまいます。



つい

「前も話したな。」

「説明するより自分で調べてほしい」



と色々思う事はあるかと思いますが、

ここは是非女性が大人になって男性を手のひらでコントロールしましょう。



そして思い出してください。



不妊治療は出口のないトンネルと言われる事が多いです。


孤独にさいなまれやすい治療です。



「夫との子供が欲しいのに、ケンカしてしまうなんて本末転倒。

こんな悩みは私だけ?

みんな子供がいて幸せそうなのになんで私ばかり苦しまなくてはいけないの?」



こういった悩みは皆様抱えています。


でもあなたの周りには同じような悩みを抱えている仲間はたくさんいます。


もちろん私達そあらのスタッフもあなたの味方です。


自分ばかり…と思わずみんなで妊娠への道のりを歩んでいきましょう!






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この記事の著作者

院長 松本 敏樹

不妊カウンセリング学会 認定不妊カウンセラー
一般社団法人「日本生殖医学会」会員
妊活コーチ/妊活コーチング
東京漢方鍼医会 代表

より詳しい内容はこちらをクリックしてご覧ください。
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