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妊活お役立ちコラム

2016/04/02

不妊鍼灸

へそ灸の効果と自宅でするへそ灸の手順!

へそ灸してる

へそ灸って興味ありますか?


「そあらさんが、へそ灸をしているから問い合わせました。」


こんな問い合わせが来て、意外と興味ある方もいらっしゃるのかな?と思いました。



そう、

実は「へそ灸」の効能は不妊治療の補助にはもってこいです。



一般的には冷えを温めることが重要だと言われますが、


私たち東洋医学の専門家の間では、

元々持っている「妊娠力」を発揮できるようにすることで温まっていくようになることが重要だと考えています。



それを促進するのが当院で行っている「へそ箱灸」です。



このお灸は、温熱効果だけが目的ではありません。

一方でご自宅でできる台座タイプのお灸とも違います。




「へそ箱灸」とは


「へそ箱灸」には妊活に良い3つの効果があります。


1.深く熱が入る

2.子宮、卵巣への血流を上げる

3.胃腸の消化吸収機能が上がり、食べ物から身体をつくる力が底上げされる



1.深く熱が入る

もぐさを使うお灸は、強力です。

なぜなら、もぐさの原料はヨモギですが、

さまざまな薬効成分があるため、古くから薬草として用いられてきたのです。


そんなもぐさは、奥まで熱が届きやすく深部まで熱が届きます。


さらに後で詳述しますが

「へそ箱灸」は湿熱の効果もあるため、より深くまで熱が届くようになります。



2.子宮、卵巣への血流を上げる




おへその奥には太い血管が流れていて、

そこから枝分かれして子宮まで届きます。

(上の図参照)


また卵巣へ届く動脈は、

卵巣動脈と言って腰の辺りから直接卵巣へ達します。


卵管へも一部届きます。



へそ灸を使ってお腹が温まるか実験した画像を掲載させていただきます。

レンジでチンだけ妊活アイテム 煙の出ない「へそ灸」取り扱い開始

こちらでも紹介させていただいたメーカーの桐灰さんから使用許可をいただきました)


「へそ灸」の熱は奥深くまで届きますが、

更におへその下を流れる太い血管に作用しやすく熱が届きやすいです。



3.胃腸の消化吸収機能が上がり、食べ物から身体をつくる力が底上げされる

「へそ灸」には生まれる力がある


生まれるイメージ


おへその領域にある臓器は胃腸です。


その領域にある胃腸が温まり機能が上がると、胃腸の消化吸収力が上がります。



私たちの身体は食べ物でできています。



つまり、食べたものを消化吸収し、

エネルギーを全身に回すことができるようになります。


そうすると、妊娠のために必要な力をより良く得ることができるようになります。




へそ灸の手順


1.箱の底に濡らして絞ったコットンを敷きます。


2.もぐさをコットンの上に置き、火を付けます。


3.そのまま燃え終わるまで待ちます。

燃え終わったら自動的に火が消えるのでご安心ください。放っておいて大丈夫です。


4.燃え終わった後1〜2分余熱が続くのでそのまま置いてください。

余熱がさらにお腹の中に入っていきます。


もし途中で熱かったらズラしてください。

燃え終わるころになると熱さが弱まっているので、再度乗せてください。



かかる時間は数分です。

基本的にやってはいけない時期はありません。


※なぜコットンを濡らすか

濡れたコットンが間にあることで、

お灸の熱が湿った熱となります。


「湿熱」はカイロのような「乾熱」に比べて、

熱の浸透性が高いためより体の奥まで入るのです。





へそ灸をすることで

生理痛
胃腸症状
泌尿器系や生殖系の症状
虚弱体質
冷え性
自律神経の失調
慢性疲労
ストレス

に効能があります。




実際にいただいた声では

「へそ灸をすると、ちょっとしたお腹の硬さだと取れてしまいます。」

「へそ箱灸をしているとお通じが良くなりました」

「生理痛が軽くなりました」

と言っていただけます。



冷えや血流の悪さを改善することで、

もう冷たいお腹や足に悩まされることなく、


子宮・卵巣へ温かい新鮮な血流(ホルモン、酸素、栄養)を届けてあげることができます。



不妊鍼灸の補助としてぜひ活用してみてはいかがでしょうか。




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この記事の著作者

院長 松本 敏樹

不妊カウンセリング学会 認定不妊カウンセラー
一般社団法人「日本生殖医学会」会員
妊活コーチ/妊活コーチング
東京漢方鍼医会 代表

より詳しい内容はこちらをクリックしてご覧ください。
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